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放射線と放射性物質、放射能ってどう違うの?

「放射線」や「放射能」、「放射性物質」という単語をニュースで聞いたことはないでしょうか?私たちははっきりとした意味を知らないまま、なんとなく「危険」というイメージを持ってしまっていると思いますが、一体何なのでしょうか。本当に「危険」なのでしょうか? 

身の回りの放射線

 放射線は目に見ることができず、触れることのできないうえに、においもなく人間が五感で感じ取ることができないものです。ですが、私たちは今も昔も放射線がある中で暮らし、放射線を受ける量を0にすることはできません。放射線は、宇宙から降り注いだり、大地、空気、食べ物などから出たりしています。人体や物の内部を撮影する機械などは電気を使ってⅩ線などの放射線を発生させています。 

放射線の性質

 原子には、高いエネルギーを持った不安定な状態のものがあります。時間の経過とともに中心にある原子核が高速の粒子や電磁波を放出し、安定した状態になりますが、この時放出される高いエネルギーをもち、高速で飛ぶ粒子や短い波長の電磁波のことを「放射線」といいます。放射線の中には、アルファ線(α線)、ベータ線(β線)、ガンマ線(γ線)、X線、中性子線があります。アルファ線、ベータ線、中性子線は粒子、ガンマ線とX線は電磁波です。放射線にはものを突き抜ける能力があるが、これを止めることもでき、その性質は放射線の種類によって違います。

放射能・放射性物質

 放射性物質が放射線を出す能力を「放射能」、放射能を持つ原子を「放射性元素」といい、これを含む物質を「放射性物質」といいます。

 人が放射線を受けても、放射線が体にとどまることはなく、放射線を受けたことが原因で人が放射線を出すことはない。万が一、服や体に放射性物質がついてしまったとしても、シャワーを浴びたり、衣服を洗濯すれば洗い流せます。

 原子力発電所は、これらの放射線の性質に合わせて、受ける放射線量をできる限り抑えるよう、放射線管理を行っています。

放射能の減衰と半減期

 放射性物質は時間がたつにつれて量が減り、放射能は弱まっています。放射性物質の量の減り方には規則性があり、放射性物質の量は半分に減る時間を「半減期」といいます。放射性物質の種類によって、半減期は決まっています。