知ってる〜?地層処分

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ガラス固化体とは

 原子力発電で使われた燃料(使用済み核燃料)はリサイクルが可能です。使えるものは回収しますが、高レベルの放射線を出す物質は「ガラス固化体」にされ、地下300mより深い地層に埋められます。ガラス固化体は、使用済み燃料を再処理する際に残る放射能レベルの高い廃液を安定な状態にするために、高温でガラス原料と融かし合わせ、ステンレス製の容器(キャニスター)の中で冷やし固めたものです。このガラス固化体は高レベル放射性廃棄物とも呼ばれています。ガラス固化体にガラスを用いるのは、放射性物質を長期間にわたり、安定な状態で閉じ込めておくことができるからです。ガラスは、ビーカーや試験管に用いられているように、水に溶けにくく化学的に安定しています。そのため、長期に渡って保存するのにとても役に立つわけです。

https://www.numo.or.jp/q_and_a/faq/faq100021.htmlより

構造

多重バリア=人工バリア(人工的に作る)天然バリア(自然の力)

《人工バリア》
1、ガラス固化体(直径約40cm、高さ1.3m、総重量約500kg)=固化ガラス(高レベル放射性廃液をホウケイ酸ガラスとともに高温で融かし合わせ、冷やし固めたもの)+キャニスター(ステンレス製の容器)

2、オーバーパック(厚さ約19cm)に入れる→金属製の容器

3、緩衝材(厚さ約70cmの締め固めた粘土)で囲む→緩衝材の材料であるベントナイトは水を吸って膨れる性質があり、自らの隙間を埋めて水を流れにくくします。ベントナイトの表面は負に帯電しており、水に溶けだした放射性物質はその多くが陽イオンになるので、緩衝表面に吸着し、その移動を遅らせる性質も持っています。天然の粘土を緩衝材として用いることにより、これらの性質を利用して地下水や放射性物質の移動を抑制することができます。 この緩衝材は、オーバーパック全体を取り囲むようにオーバーパックと地層の間に設置されます。水を吸収することによりふくれるので、とても水が流れにくい状態となります。

《天然バリア》

4、岩盤へ埋める→放射性物質の移動を遅らせる

地下深部では地下水の動きが極めて遅く、放射性物質は岩盤にしみ込んだり、吸着されたりして、その移動はさらに遅くなります。

https://www.numo.or.jp/q_and_a/faq/faq100017.htmlより